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DDJ-REV7 vs DDJ-REV5|違いを比較!どっちがおすすめ?

家庭用・趣味用途でDJを始めたい初心者の方に人気なのが、Pioneer DJのDDJシリーズのDJコントローラーです。
中でもスクラッチプレイ向けに設計された2機種「DDJ-REV7」と「DDJ-REV5」は名前も似ていて混同しやすく、それぞれ何が違うのか分かりにくいですよね。

DDJ-REV5
DDJ-REV7

価格帯も異なり機能も豊富なため、「自分にはどちらが合っているの?」と悩む方も多いでしょう。

この記事では、パイオニアのスクラッチスタイルDJコントローラー「DDJ-REV7」と「DDJ-REV5」の違いについて、初心者目線で分かりやすく比較・解説します。
それぞれの特徴やメリット・デメリット、実際のユーザーレビュー、どんな人に向いているかなどを詳しくまとめました。

DDJ-REV7、DDJ-REV5 の違いを比較してみた

DDJ-REV7 と DDJ-REV5 の主な違いは、以下の点にあります。

  • 価格
    DDJ-REV7のほうが大幅に高価
  • ジョグホイール方式
    DDJ-REV7はモーター駆動(ターンテーブル型)、DDJ-REV5は非モーター駆動
  • サイズ・重量
    DDJ-REV7は大型で重い、DDJ-REV5はやや軽量
  • 入出力端子
    DDJ-REV7は外部入力対応、DDJ-REV5は外部入力非対応(マイク/AUXのみ)
  • 搭載機能
    DDJ-REV7はスクラッチ特化機能、DDJ-REV5は新機能(STEMSやAUTO BPMなど)充実

では、違いをひとつずつ詳しく見ていきましょう!

違い①:価格

まず大きな違いは価格です。
DDJ-REV7は約28.6万円(税込)とプロ志向の高価格帯モデルであるのに対し、DDJ-REV5は約15.9万円(税込)と比較的手に取りやすい価格で提供されています。
およそ10万円以上の差があり、初心者にとっては予算面で大きなポイントになります。

モデル 実勢価格 (税込)
DDJ-REV7 約 286,000 円
DDJ-REV5 約 159,000 円

価格面ではDDJ-REV5が圧倒的に有利です。

DDJ-REV5機能をひと通り備えつつコストを抑えたいホビーユースの方にはDDJ-REV5が魅力的

に映るでしょう。一方、

DDJ-REV7「価格よりも本格的な機材クオリティを重視したい」「将来的にクラブでも通用する機材が欲しい」という場合は、予算が許すならDDJ-REV7

も検討の価値があります。

違い②:ジョグホイール(モーター駆動の有無)

次に、ジョグホイールの仕組みが大きく異なります。
DDJ-REV7は直径7インチ相当のモーター駆動ジョグを搭載しており、盤面が実際に回転します。
一方DDJ-REV5のジョグホイールも直径約206mmと大型で操作性は優れますが、モーター非搭載(静止式ジョグ)です。

モデル サイズ & 駆動方式
DDJ-REV7 7-inch   /   モーター駆動
DDJ-REV5 206 mm   /   静止式

モーター駆動ジョグを備えるDDJ-REV7は、触った感覚がアナログターンテーブルに非常に近く、本格的なスクラッチパフォーマンスに最適です。
一方のDDJ-REV5は盤面こそ回りませんが、同サイズのジョグを搭載しているため操作性は高く、「スクラッチのために回転盤までは求めないけど大型ジョグは欲しい」というユーザーには十分な性能です。
ジョグの負荷調整機能(JOG FEEL搭載)もあり、自分好みの軽さ・重さに調節できます。

また、ジョグに関連する機能として、DDJ-REV7はジョグ中央に液晶オンジョグディスプレイを内蔵しており、波形や楽曲情報を表示可能です。
DDJ-REV5にもジョグ中央に小型ディスプレイがありますが、表示される情報は主に再生ポジションインジケーターです。
表示機能の充実度ではREV7が一歩リードします。

加えてクロスフェーダーにも違いがあります。

モデル タイプ
DDJ-REV7 MAGVEL FADER PRO
DDJ-REV5 MAGVEL FADER

DDJ-REV7はパイオニア最上位クラスの高耐久フェーダー「MAGVEL FADER PRO」を搭載しています。激しいスクラッチ操作にも耐えうる頑丈さと滑らかな切れ味が特徴です。
対するDDJ-REV5のフェーダーは標準版の「MAGVEL FADER」ですが、こちらも十分高品質で、細かな操作に対応します。
プロ仕様かどうかの違いであり、初心者~中級者の趣味用途であればREV5のフェーダーでも不満は少ないでしょう。

まとめると、

DDJ-REV7ジョグホイールの違いスクラッチ主体で「ターンテーブルさながらの感覚」を求めるならDDJ-REV7
DDJ-REV5そこまでのこだわりが無ければ扱いやすい静止ジョグのDDJ-REV5で十分

違い③:サイズ・重量(ポータビリティ)

本体の大きさと重さも両者で差があります。

DDJ-REV7は幅732mm×奥行382mm×高さ84mm、重量約10.7 kgとかなり大型・重量級です。
それに対しDDJ-REV5は幅736mm×奥行377mm×高さ73mmで重量約6.2 kgと、寸法はほぼ同等ながら重量はREV7の約半分に抑えられています。

モデル 重量
DDJ-REV7 10.7 kg
DDJ-REV5 6.2 kg

サイズ感自体はほぼ同じなので設置スペースに大差はありません。
しかし重量に関しては、

DDJ-REV7モーター内蔵のREV7はズッシリとしており、持ち運びにはやや不向き

です。
本体に取っ手となる溝もありますが、10kgを超えると持ち出すのに覚悟がいります。一方

DDJ-REV5REV5は内部構造がシンプルな分軽量化されており、持ち運びもしやすいモデル

と言えます 。
例えば友人宅に機材を持参したり、部屋を移動して配信したりといったシチュエーションでも扱いやすいでしょう。
実際に「サイズが小さく軽いので色んな場所に持って行きやすい」というユーザーの声もあります。

据え置き前提で自宅で腰を据えて使うなら重量はそれほど問題になりませんが、機材を持ち歩く予定があるならREV5の軽さは大きなメリットになります。

違い④:入出力端子(DJミキサー機能の有無)

接続端子の仕様にも違いがあります。
DDJ-REV7は本体が大型な分、オーディオミキサーとしての機能も備えており、豊富な入出力端子を搭載しています。

  • DDJ-REV7の主な入力端子:PHONO/LINE入力 ×2系統、マイク入力 ×2系統(XLRコンボ+標準ジャック)、AUX入力 ×1系統
  • DDJ-REV5の主な入力端子:マイク入力 ×2系統(XLRコンボ+標準ジャック)、AUX入力 ×1系統(RCA)※PHONO/LINE入力なし

つまり、DDJ-REV7は外部ターンテーブルやメディアプレーヤーを接続してミキサーとして使うことも可能です。
一方、DDJ-REV5はPHONO/LINE入力を省くことで軽量化・低価格化しており、外部デッキを直接接続することはできません
AUX端子にオーディオプレーヤー等を繋いで音を流すことは可能ですが、DJミキサーとして細かく操作する用途には向きません。

モデル 入力数
DDJ-REV7 2 系統
DDJ-REV5 なし

出力端子はいずれも共通してマスターアウト(XLRバランス&RCAアンバランス)やブースアウト(標準TRS)、ヘッドホン端子(標準/TRSミニ両対応)を装備し、クラブのサウンドシステムにもそのまま繋げます。
REV5も「プロフェッショナルな現場に対応できるXLRマスターアウトを含む豊富な出力端子」を備えており、本格的なシステム構築が可能です。

また、両機種ともPC接続用のUSB端子を2系統搭載している点も見逃せません。

モデル タイプ & 数
DDJ-REV7 USB-B ×2
DDJ-REV5 USB-C ×2

DDJ-REV7はUSB-B端子2基、DDJ-REV5は新しくUSB Type-C端子2基となっており、2台のPC/Macを同時接続できます。
DJ交代の際にケーブルを挿し替えることなくスムーズに引き継ぎできるため、自宅で友人と交互にプレイしたり、配信時のバックアップ用PCを繋いだりといった用途にも便利です。

総じて、外部機材との連携重視ならREV7、シンプルにPCベースのコントローラー用途に徹するならREV5で十分と言えます。

違い⑤:搭載機能・エフェクト(STEMSや新機能の有無)

最後に、搭載している機能面の違いについてです。
どちらのモデルも2デッキ・2チャンネル仕様で、16個のパッドやレバー式エフェクト、ループやサンプラーなど基本的なDJパフォーマンス機能は共通しています。
またソフトウェアも両機種とも Serato DJ Pro と rekordbox に公式対応しており、好みのDJソフトでプレイ可能です。共通点が多い中で、一部の新機能や独自機能に差異があります。

DDJ-REV7は2023年発売の新モデルということもあり、近年話題の機能をいち早く取り入れています。

  • STEMS機能対応の専用ボタン
    ボーカル/ドラムなど楽曲のパートをリアルタイムに分離・ミュートできるSerato Stems(rekordboxではTrack Separation)に対応し、本体に4つの専用ボタンを搭載。直感的にボーカルだけ抜いたり、ドラムだけ他曲と差し替えたりといったライブマッシュアップが可能です。
  • 業界初「AUTO BPM TRANSITION」機能
    異なるBPMの曲同士を自動でテンポシンクロし、指定小節でスムーズにつないでくれる新機能を搭載。ボタンひとつでテンポ移行ができるため、BPM差の大きい曲をジャンル横断でミックスするのが簡単になります。
  • 新「PIANO PLAYモード」
    従来のPITCH PLAYを進化させ、16個のパッドを鍵盤のように1オクターブの音階に見立てて演奏できるモードを搭載。音楽理論がなくても直感的にメロディックなパフォーマンスが可能になり、クリエイティブ性が向上します。
  • USBハブ機能
    USB端子がType-C×2基である点は上述の通り。
  • その他
    Combo Padモード(異なるパッドモードを同時利用)など演奏補助機能も備えています。

一方DDJ-REV5は2022年発売のモデルで、上記のような最新機能こそ搭載していませんが、スクラッチ特化機能を中心に独自性があります。

  • Instant Scratch(インスタントスクラッチ)機能
    本体だけで使えるスクラッチ用サンプル音源を4つ内蔵し、PCを接続せずとも即興スクラッチ練習が可能。
  • 大型オンジョグディスプレイ
    ジョグ盤面の中央に1デッキあたり3.5インチの液晶ディスプレイを内蔵。再生波形やBPM、ジャケットアートなどを表示でき、視線をジョグに集中してプレイできます。
  • 内蔵Beat FXエフェクト
    ハードウェアエフェクトとして計22種類のビートエフェクトを内蔵(うち3種は新開発)。Lever(レバー)操作で直感的にエフェクトをON/OFF可能で、PCソフト側のエフェクトと組み合わせた表現も楽しめます。
  • Silent CueやSmooth Echo
    細かな機能ですが、ターンテーブルのスタート音を消す「Silent Cue」や、特定操作にエコーを自動発動する「Smooth Echo」など、バトルDJ向け機能も搭載されています。

なお、Serato Stems機能自体はDDJ-REV7でも利用可能です。
専用ボタンこそありませんが、ファームウェアアップデートによりパッドの特定組み合わせでStemsを操作するモードが追加されています。
つまり、両機種とも最新ソフトを活用した楽曲分解/STEMSプレイが可能ですが、REV5の方がボタンが独立していて初心者にも扱いやすいという違いになります。

全体として、

DDJ-REV5搭載機能・エフェクトの違い「より先進的な機能で遊びたい」ならDDJ-REV5
DDJ-REV7「伝統的なスクラッチプレイに特化した堅実な機能」ならDDJ-REV7

といった棲み分けです。
どちらも基本性能は高く、エフェクトやパッドも充実しているため、必要な機能が揃っているか、自分が重視するポイントに注目して選ぶと良いでしょう。

DDJ-REV7 を選ぶメリットはターンテーブルライクな本格スクラッチ性能!

DDJ-REV7はモーター駆動の回転プラッターとプロ仕様のMAGVEL FADER PROを搭載し、ターンテーブルに匹敵する操作性を実現。

ユーザー名

スクラッチやジャグリング主体のDJに理想的なコントローラーだ。

DDJ-REV7を選ぶ最大のメリットは、やはり「ターンテーブルに近い操作感でスクラッチ練習ができる」ことです。
実際のアナログレコードさながらにジョグが回転するため、本格的なスクラッチプレイを自宅でも存分に楽しめます。
搭載クロスフェーダーも最上位機種と同等のMAGVEL FADER PROで、激しい動きにも耐え滑らかな切れ味です。
ヒップホップやバトルDJスタイルを追求したい方には心強い仕様でしょう。

また、音質や出音の安定性にも定評があります。
高性能なD/Aコンバーターと音響設計により、クリアで力強いサウンドを実現しており、クラブの大型サウンドシステムでも十分に通用する音質との評価があります。

さらに、プロ志向のモデルらしく入出力端子の充実やPC2台同時接続など、実践的な機能も備えています。
例えばイベントで他のDJと交代でプレイする場合でも、USBを2系統繋いでおけばスムーズにバトンタッチ可能です 。
将来的に友人とB2B(バックトゥバック)DJをしたりする際にも役立つでしょう。

まとめると、

DDJ-REV7「本格的なスクラッチ練習がしたい」「ターンテーブリスト志向だ」という人には DDJ-REV7 が最適。
DDJ-REV5「将来クラブDJとしても通用する機材が欲しい」という場合も、堅牢さ・音質面でREV5が安心。

逆に言えば、スクラッチへのこだわりがそれほど強くない初心者の場合、REV7の良さを持て余す可能性もあります。
重量や価格も含めて、本格志向の方向けモデルと言えます。

こんな人におすすめ

DDJ-REV7は、以下のようなニーズを持つ人におすすめです。

    • ターンテーブル2台+DJミキサーを置くスペースや予算がないが、本格スクラッチを体験したい人
    • エフェクトやフェーダー操作を駆使したバトルDJスタイルのプレイを追求したい人
    • 将来的にDVSでアナログレコードも扱ってみたい、人前のパフォーマンスも視野に入れている人

上記に当てはまる場合、DDJ-REV7の持つプロ仕様の操作感や機能性は大きな武器になります。
触り心地がターンテーブルにかなり近い」「エフェクト機能やクロスフェーダーが充実している」といった評価も多く、本格志向のユーザーから高く支持されています。

DDJ-REV5 を選ぶメリットは多彩な新機能で初心者にも扱いやすいこと

モデル ターゲット層
DDJ-REV7 本格スクラッチ・プロ志向
DDJ-REV5 初心者~中級・ホームDJ

DDJ-REV5は最新のSTEMSコントロールやAUTO BPM機能を搭載し、初心者でも直感的に多彩なプレイが可能 。

ユーザー名

大型ジョグとシンプル設計で、エントリーモデルからのステップアップにも最適な一台だ。

DDJ-REV5を選ぶメリットは、最新機能が豊富で初心者にも扱いやすい点です。
SeratoのSTEMS機能や画期的なAUTO BPM TRANSITION機能など、難易度の高いミックスもボタン操作でサポートしてくれるため、DJを始めたばかりの人でも「簡単にカッコいいミックスができた!」という体験が得やすいでしょう 。
実際のユーザーからも「STEMSとAUTO BPMのおかげで初心者でも滑らかなジャンル跨ぎミックスができる」と好評の声があります。

また、重量が6.2kgと軽く筐体もスリムなので、自宅内での設置や持ち運びも比較的ラクです。
例えば部屋のレイアウト変更や、知人宅への機材持ち込みなども対応しやすいため、趣味の範囲でフットワーク軽くDJを楽しみたい方に向いています。
サイズがコンパクトでいろんな場所に持って行きやすい」という点を評価する意見もあります。

加えて、Seratoとrekordboxの両対応であることも初心者には安心材料です。
将来使いやすいソフトが変わったとしてもハードを買い替える必要がなく、環境の変化に柔軟に適応できます。
例えば最初は直感的なSeratoを使い、後から業界標準のrekordboxに移行するといったことも簡単です。

さらに、価格面でもREV7に比べ抑えられているため、「まずは手頃な方から始めたい」という初心者や、エントリー機からのステップアップを検討しているユーザーにとって現実的な選択肢となります。

まとめると、

DDJ-REV5「最新のDJ機能を駆使して創作的なプレイを楽しみたい」人には DDJ-REV5 がうってつけ。
DDJ-REV7「初心者だけど長く使える本格機材が欲しい。ただし重すぎたり複雑すぎるのは不安」という人にも、扱いやすいREV5はマッチする。

逆に、スクラッチの物理的な感触(モータージョグ)に強いこだわりがある場合は物足りなく感じるかもしれません。
しかしその点に目をつぶれば、REV5は機能バランス・コスパに優れた万能型コントローラーと言えます。

こんな人におすすめ

DDJ-REV5は、次のようなケースで特におすすめできます。

  • 幅広いジャンルをマッシュアップしたり、配信で色々な曲を繋いで遊びたい初心者DJ(STEMSやAUTO BPM機能がサポート)
  • 現在エントリー機種(例:DDJ-REV1やDDJ-400など)を使っていて、次のステップに進みたい人
  • 機材を持ち運んで練習したり友人と集まってDJを楽しみたい人(軽量コンパクトで移動が容易)

上記に当てはまる場合、DDJ-REV5の持つ手厚い機能群が強い味方になります。
実際の購入者からは「初心者の自分には高機能すぎるかとも思ったが、使ってみるととても楽しい。基本操作はすぐ覚えられ、徐々に新機能を試すのが楽しみ」との声もあり、初めての本格コントローラーとして満足度の高い評価が寄せられています。

DDJ-REV7 の口コミ・評判

DDJ-REV7の実際のユーザーから寄せられた口コミ・評判を調べてみると、以下のような意見がありました。

◎DDJ-REV7 の良い口コミ

  • 「ターンテーブルを触っているような感覚!」 – モーター駆動ジョグの操作感がとにかくリアルで、アナログライクなスクラッチが楽しめる。
  • 「頑丈で安心感がある」 – 作りがしっかりしており、クロスフェーダー含め耐久性が高い。激しいプレイでも安定しているという声。
  • 「音質が良くプロ現場でも使える」 – 出音のクオリティが高く、クラブPAでも問題なく通用するレベルとの評価。
  • 「デュアルUSBで交代が楽」 – 2台のPCを繋げるのでB2BやDJ交代がスムーズにできて便利。

▲ DDJ-REV7 の悪い口コミ

  • 「とにかく重い…」 – 本体重量について「コントローラーなのに10kg超えはさすがに重い」「持ち運びは気軽にできない」との声。家庭内の移動でもずっしり感じるようです。
  • 「価格が高い」 – 機能に見合った値段ではあるが初心者が趣味で買うには高額すぎる、という意見も。一式揃えるなら同価格でターンテーブルセットも検討できるとの指摘。
  • 「初心者にはオーバースペック」 – スクラッチ目的でない場合やDJを始めたばかりの場合、宝の持ち腐れになる可能性を指摘する声。機能が多く最初は戸惑うとのコメントもありました。

全体的にDDJ-REV7は非常に満足度が高く、「自宅練習用としては過剰なくらい贅沢」「パイオニア本気の神機材」といった称賛も多いです。
一方でやはり価格・重量のハードルの高さから、「万人に勧められるわけではないがハマる人には最高」という位置付けと言えるでしょう。

DDJ-REV5 の口コミ・評判


DDJ-REV5の口コミ・評判もチェックしてみました。
ユーザーの声としては次のようなものが見られます。

◎DDJ-REV5 の良い口コミ

  • 「初心者でもすぐ楽しめた」 – 機能が盛りだくさんだが基本操作は直感的で、触っているうちにすぐ慣れるとの声。
  • 「STEMSやAuto BPMが便利」 – 難しい曲繋ぎやリミックスが簡単にでき、創作意欲が湧くと好評。特にジャンルを超えたDJセットで威力を発揮したとの評価。
  • 「軽くて持ち運びやすい」 – 重さ約6kgは「このサイズのコントローラーとしてはかなり軽量」で、部屋間の移動や持ち出しも苦にならないという意見。
  • 「長く使えそうな安心感」 – Seratoとrekordbox両対応で将来的なソフト変更にも対応でき、拡張性が高い点が評価されています。「初心者だけど成長に合わせて末永く使えそう」との声も。

▲DDJ-REV5 の悪い口コミ

  • 「機能が多すぎて戸惑うことも」 – ボタンやエフェクトが沢山あって最初は使いこなせないという意見。慣れるまでは基本操作の習得に集中して徐々に機能を覚える必要あり。
  • 「4デッキが使えない」 – 2チャンネル仕様のため、「4つの楽曲を同時にミックスしたい派には物足りない」との指摘。ただし2chに特化している分コンパクトとも言えます。
  • 「ハードウェアエフェクトが限定的」 – 内蔵エフェクト種類が少なめで、より多彩な表現を求める場合はソフト側や外部エフェクターに頼る必要があるとのコメントもありました。
  • 「エントリーモデルより値段は高め」 – DDJ-REV1など入門機と比べれば高額なので、「最初の1台としては贅沢かも」という声も一部に。とはいえREV7よりは妥当な価格との評価が一般的です。

総じてDDJ-REV5は「価格相応に高機能だが、そのぶん初心者にも優しい」という評判です。
実際に購入した初心者からは「価格は高めだけど本格的に始めたい人には良い選択。最初は機能に圧倒されたが、使っていくうちに徐々に習得できて長く付き合えそう」といったレビューが寄せられています。
エントリーモデルから乗り換えたユーザーも「必要な機能がしっかり押さえられており、新機能も面白い。最上位機種と比べても十分戦える」と高く評価しています。

パイオニア DDJ-REV7 と DDJ-REV5 の違いまとめ

最後に、DDJ-REV7とDDJ-REV5の違いを簡潔にまとめます。

DDJ-REV5
DDJ-REV7
    • 価格
      REV7は約28.6万円と高価、REV5は約15.9万円で手に取りやすい。予算重視ならREV5。
    • スクラッチ性能
      REV7は7インチ相当のモーター駆動ジョグ+MAGVEL FADER PROで本格スクラッチ向き。REV5は同サイズ大型ジョグ(静止式)+MAGVEL FADERで扱いやすく、エントリーモデルからのステップアップに最適。
    • サイズ・重量
      両機種ともサイズは近いが、REV7は約10.7kgと重く、REV5は約6.2kgと軽量。持ち運びやすさ重視ならREV5が有利。
    • 入出力端子
      REV7はPHONO/LINE入力対応(外部機器を接続可能)などDJミキサー機能あり。REV5はPHONO入力なしでシンプルな構成(マイク・AUX入力のみ)。外部ターンテーブル等を使うならREV7。
    • 搭載機能
      REV7はInstant Scratchや豊富なBeat FX搭載でスクラッチ特化。REV5はStems専用ボタンやAUTO BPM Transitionなど最新機能充実。自動補助機能で選ぶならREV5。
    • 対象ユーザー
      REV7はプロ志向・ターンテーブリスト向け 、REV5はホームDJやエントリー機からのステップアップ向け 。初心者でまずは多機能に遊びたいならREV5、本格スクラッチに没頭したいならREV7が適しています。

どっちを買うべき?

初心者のホームユース目的であれば、総合力とコスパに優れるDDJ-REV5が基本的にはおすすめです。

最新の支援機能によってミックスも学びやすく、軽量で扱いやすいので挫折しにくいでしょう。
一方、スクラッチプレイをとことん極めたいという強い意志があるなら、思い切ってDDJ-REV7を選ぶ価値もあります。

ターンテーブルさながらの操作性は唯一無二で、将来的にクラブでプレイする夢がある方にも心強い相棒となってくれるはずです。

いずれにせよ両モデルともパイオニアDJならではの高品質な作りで、長くDJを楽しむことができる人気機種です。
それぞれの違いを踏まえて、自分のプレイスタイルや優先したいポイントに合ったモデルを選んでみてください。きっとDJライフが充実する一台に出会えるでしょう!

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