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DDJ-REV1 vs DDJ-FLX4 レビュー徹底比較【初心者向けガイド】

手頃な価格でPCDJを始めたい」「Serato と rekordbox のどちらにしようか迷う
そんなビギナーの最初の1台候補として双璧を成すのがDDJ-REV1DDJ-FLX4 です。
価格帯もスペックも近い2機種ですが、バトルレイアウトスマート機能 という性格の違いがあり、実際のユーザーレビューでも評価ポイントが分かれています。
ここでは操作性・パッド性能・互換ソフト・サイズ/重量・エフェクト・音質・接続性の7項目を同じウェイトで比較し、Amazon などの口コミ(国内外)をベースに「良いところ/惜しいところ」を整理しました。

DDJ-REV1 vs DDJ-FLX4 スペック・機能比較

良いところ (国内レビュー中心)

DDJ-REV1

  • スクラッチ練習に最適なバトルレイアウトと大型ジョグ。
  • 瞬発的に使えるLever FX(パドル式)搭載。
  • Scratch Bank / Tracking Scratch が Lite 版でも利用可能。
  • 実売約3.5万円という圧倒的コストパフォーマンス。
  • 重量わずか2.1 kgで持ち運びがラク。

DDJ-FLX4

  • rekordbox & Serato の両ライセンスが同梱。
  • BPM合わせと演出をワンタッチ化するSmart Fader / Smart CFX
  • USB-C給電Bluetooth MIDI対応でスマホDJや配信が簡単。
  • 横幅482 mmの省スペースボディ。
  • マイク音声を USB に統合でき、OBS 設定が楽。

良いところ(海外ユーザーのレビュー)

DDJ-REV1

  • Feels just like a mini battle setup.” とジョグのスリップ感が高評価。
  • Insane value for money.” と価格を称賛する声が多数。

DDJ-FLX4

  • All-in-one for streaming out of the box.” と配信対応を評価。
  • Perfect travel controller, super light.” と携帯性が好評。

惜しいところ (国内レビュー中心)

DDJ-REV1

  • Serato 専用のため rekordbox 派は乗り換え前提。
  • マスター出力が RCA のみ(XLR 変換が必要)。
  • 水平ピッチフェーダーは慣れが必要。
  • スマホ/タブレット接続は不可。

DDJ-FLX4

  • ジョグ径が小さく 本格スクラッチには不向き
  • パドル式 FX が無く瞬発技は苦手。
  • Bluetooth はレイテンシーがあり本番では非推奨。
  • マスター出力は RCA のみで同様に変換が必要。

惜しいところ(海外ユーザーのレビュー)

DDJ-REV1

  • No XLR out, so club hookup is tricky.” と出力端子を指摘。
  • Plastic build feels toy-ish.” と筐体素材を懸念する声。

DDJ-FLX4

  • Bluetooth lag makes it unusable for live.” と遅延問題を批判。
  • Missing paddle FX.” とパフォーマンス性に物足りなさ。

主要7項目のスペック&機能

比較項目 DDJ-REV1
DDJ-FLX4
操作性 バトルレイアウト/水平ピッチでスクラッチ特化 クラブ標準レイアウトでオールジャンル対応
パッド性能 8 パッド・Scratch Bank / Tracking Scratch 8 パッド・Smart CFX
互換ソフト Serato DJ Lite / Pro のみ rekordbox & Serato DJ Lite / Pro
サイズ/重量 526 × 255 × 59 mm / 2.1 kg 482 × 273 × 59 mm / 2.1 kg
エフェクト Lever FX(パドル式) Beat FX + Smart CFX(ボタン式)
音質 24-bit / 44.1 kHz, RCA 出力 24-bit / 44.1-48 kHz, RCA 出力
接続性 USB-B / RCA Master / Mic IN USB-C ×2 / Bluetooth MIDI / RCA Master / Mic IN
実売価格 約 35,000 円 約 40,000 円

※価格は執筆時点の平均的な国内実売価格です。

結局どっちがいいの?初心者へのおすすめは…

両機種ともエントリー価格ながら完成度が高く、どちらを選んでもDJデビューには十分。しかし向いているユーザー像は明確に分かれます。

DDJ-REV1 がハマる人

  • ヒップホップ/スクラッチを練習したい。
  • 将来バトルミキサーやターンテーブルへステップアップしたい。
  • とにかくコスパ重視で始めたい。
  • Serato 環境で行くと決めている。

DDJ-FLX4 がハマる人

  • オールジャンルを気軽にミックスしたい。
  • スマホDJや配信を早い段階でやってみたい。
  • ソフトはRekordbox or Seratoをまだ決めていない。
  • テンポ合わせが苦手で自動アシストに頼りたい。

まとめると、スクラッチ志向なら「REV1」配信やスマート機能重視なら「FLX4」 がベストチョイス。
迷ったら「将来どう遊びたいか」を基準に選んでみてください。
あなたのDJライフがより楽しいものになりますように!

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